長いことサボってました。
今年最初の話題はプロフットボール。
アメフトの王者を決めるスーパーボウル。今年はフェニックスで開催される。ということくらいは、米国プロスポーツ全般に関心の薄い僕でもさすがに知っていた。しばらく前にフェニックスの西の郊外に巨大なスタジアムができたことも知っている。遠くからでも嫌でも目に入るし。スタジアムができた当初にスーパーボウルが開かれたことをうすら覚えていたので調べてみたら、2008年とあった。
昨日(土曜の昼下がり-1/24/15)、ダウンタウンに用事があって出かけたら、いまだかつて見た事がないほどの人と車で溢れかえっている。びっくりした。いたる所がホコ天になっていたり、普段は有料駐車場になっている空き地には巨大なコンサート設備が突貫工事で設営されていた。普段は車で10分もあれば到着する目的地までしっかり40分以上もかかった。
実は、今日(日曜)はプロボウルと呼ばれるアメフトのオールスター戦が開かれるとのことで、すでに全国各地からファンやマスコミ関係者たちがフェニックスを訪れているのだという。本命のスーパーボウルは翌日曜とのことで、この一週間、このお祭り状態が続くらしい。
年明けに、アフリカンドラム仲間のソニアが、「今度アメフトのイベントで太鼓叩くのよ」と言っていたが、それはプロボウルのハーフタイムショーであることが今日になってようやくわかった。
近所に住むアフリカンドラムコミュニティーの友人が、我が家まで足を運んで、「キックオフは夕方6時だから、ハーフタイムショーは7時ごろよ。よかったら家にきて一緒に観ない?」と誘ってくれたのでお呼ばれすることにした。
傷で化膿した金玉をなめないようにコーンが装着され、なさけない状態になっている友人の愛犬ギズモともども、生中継で観戦した。
写真を撮ろうと思って構えていたので、そちらの方で頭がいっぱいで、いったいだれによるどんなショーだったのかよくわからないままに、仲間が画面にでてくるたびにシャッターを切っているうちに、あっという間ハーフタイムショーは終わってしまった。放映時間は5分もあっただろうか。
仲間たちが主役のショーでないことはさすがにわかっていたが、それでも、バンドの一員として、時々アップで映る時もあったりして、よかったのでは。
いっしょに観ていた友人のご主人の話では(聞き間違いでなければ)、スーパーボウルはおよそ1億3千万人。プロボウルも1億人からの人たちがテレビで観戦するという。普段は「超」がつくくらい地味なアフリカンドラムコミュニティーとしては、およそ縁のないような話のスケールだ。
端役とはいえ、コミュニティーの仲間がこのような晴れ舞台をふむことができたことを喜びたい。
(続く)