窓の向こうは断崖絶壁だった〜グランドキャニオン、ノースリムロッジ

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先日のドライブ旅行の印象、気分が盛り上がった勢いで一気に、ちゃっちゃとアップしよう。

グランドキャニオンをはさんで、南側はサウスリム、北側はノースリムと呼ばれる。アクセスがよいのはサウスリム。でも、時間があればお勧めなのは、ノースリムだ。フェニックス方面からだと片道プラス2時間のドライブになる。

今回の訪問はぼくにとっては2度目になる。初めて訪れたのは、2002年10月中旬。フェニックスでできた新しい友だちチャックと訪れた。大人2−3名が車内でゆっくり眠れるような大きなバンに乗ってキャンプ旅行。夕ごはんを食べるために立ち寄った公営ノースリムロッジは冬の休業直前の週末ということで、「あなたたちが今シーズン最後のお客よ」と、サーブしてくれた女性がうきうきしていたこと。出されたパスタがとてつもなくまずかったことを思い出す。まめなチャックは、ぼくが朝なかなか起きなくても文句も言わず、朝日の眺望スポットまでぼくを連れていってくれたり、おいしいコーヒーを炒れてもらったり、甘えっぱなしだったな。

ノースリム側国立公園内唯一の宿泊施設になるノースリムロッジは満員御礼でなかなか予約が取れないと聞いていたので、オンラインで空室を見つけた瞬間に反射的に予約をした。(キャンセル料がかからないぎりぎりのタイミングでキャンセルがそれなりに出るようで、直前になるとけっこう予約が取れることを後日知った。)

さて、ノースリムお勧めの第一点は、ロッジからお気楽にグランドキャニオンの眺望が楽しめること。メインのロビーから階段を降りると、壁一面が窓になり、ゆったりくつろぐのに最高なソファーがおいてある。そこから見える風景は、まさにグランドキャニオン!サウスリムには複数の公営ロッジがあるが、その多くは森の中だったり、断崖絶壁からちょっと離れているものが多い。朝日や夕日を楽しむために、観光客は、いくつかの眺望スポットまで車で出かけなくてはならない。その点、ノースリムロッジは、すべてが宿と、宿からの徒歩圏内で眺望やミニハイキングを楽しむことができる。ものぐさにはぴったりだ。

お勧めの第二点は、ロッジに向かう公園内の道中の景色が美しいこと。サウスリムより少しだけ標高が高く、森の木々がいっそう豊かで。バッファローの群れが日がな一日過ごすようななだらかな草原も美しい。

お勧めの第三点。国立公園に向かう道中の景色も楽しめる。フラッグスタッフとペイジを結び南北に走る幹線89号線から別れ、89A号線に入りコロラド川を渡り、更に小一時間行くと、そこからは一気に上り坂。乾燥した大地から、みるみる森林風景へと変わっていく。上り始めたところに、眺望スポットがあり。こんな風景です。

*REVOLVER dino network 投稿 | 編集