日中の気温が華氏100度を超えるようになると、あ〜あっ(残念声)、今年も夏がやってきたなと思う。

フェニックスのむこう1周間の天気予報をみると、最高気温が100度を下回るのはわずか1日。

アメリカに来た当初は華氏で気温を言われてもピントこなかった。でも慣れてくると摂氏よりも肌感覚になじむような気がしてきた。誤解を恐れずざっくり言えば、華氏というのは、人間の体温を100度とし、真冬の一番寒い日の気温を0度としている。(初めてこのことを教えてくれたのは妻だった)

フェニックスに住んでいると、『100度を超えるか超えないか、それが問題だ』と思う。気温が体温より低ければ、それなりに気持ちよいというか暑くても耐えられるが、体温より高いと、もう外に出たくなくなる。ちょっと出かけるだけでもつらいのに、日中外で仕事をする人たちにはどれだけたいへんだろう。

フェニックスの夏は、乾燥して気温が110度以上にもなる灼熱の前半と、夕立が降ったりして気温は少し下がるが湿度が上がって、それはそれでつらい雨季の後半がある。この季節を楽しむ秘訣は朝の早起き。夜明けから朝8時ごろまでなら、犬の散歩にでかけたりできる。とはわかっていても、なかなか早起きできません。

9月後半まで夏は続く。

摂氏でみるとこうなる。

(第9回)

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